aiko「戻れない明日」より、お気に入りのフレーズ。
あたしはあなたじゃないから 全てを同じように感じられないからこそ
隣で笑っていたいの 悲しくなった時は沢山泣いてもいいけど
ずっとそこにいないで うずくまったりしないで
一緒に見たいの 戻れない明日を今回のアルバム「BABY」は、なんていうか、
「生きていくことの切なさ」みたいなのを感じた。
「あの子の夢」にも
「
いつもいつも 二度とは来ない今を生きてく」っていうフレーズがあるし。
人の生は有限で、だからこそ一日一日が大切で
その大切な「今」を大切な人と過ごしたい、っていう思いが伝わってきた。
恋をすると、切ない。
「
胸の端 えぐれて落ちる」(BABYより「夏が帰る」)思いもしなきゃならない。
「
声をなくして 息が止まりそう」(BABYより「指先」)な思いもしなきゃならない。
HAPPYな時もあれば、苦しくてたまらない時もある。
むしろ、苦しい時の方が多いんじゃないか!?ってくらい。
でも、そうして重ねてきた日々が、思いが、なんだか愛しくて、
あとから思い返すと、人を切なくさせるんだ。
「
思い出は人を切なくさせる」。
わかる。わかるよ。
aiko初期の頃の作品はさ、もう相手のことが「好き好き−!大好き!!」みたいな
自分中心なところがあったと思うのね。
「私が大好きだから、相手もそうであって欲しい」みたいな。
でも、最近のaiko曲は、相手を深く深く思いやる歌詞も増えたよね。
一人称が「僕」であったり「俺」であったり、「あたし」目線じゃない曲も増えた。
年を重ねたからこそなのかな。
あと、今回は「同棲してて、別れたけどまだ好き。」って曲も多い気がする。
なぜだ!?
「BABY」まだまだ聞き込むわよ!!